こんにちは、管理人のこんろです!
今日は、お受験校で有名な栄東高校の特待生入試を、実際に受験した感想と内容について話していきます
栄東高校は、難関高校を目指す受験生の定番の併願校として知られています
特待入試は過去問がなく、難易度等をつかみにくいのですが…
本記事では、実際に受験した当時のメモをもとに、傾向を記しています!
実際に経験したからこそ書ける記事になっていると思います
気になる方はぜひ読んでいってください!
栄東高校って…?
東大などの進学実績も高く、大学附属高校以外では関東高校受験トップクラスの私立高校です
渋谷教育学園幕張高校とならび、関東のトップ高受験生の併願高として知られています
校舎は埼玉県の東大宮(上野東京ラインや湘南新宿ライン停車)から徒歩15分弱の場所にあります
道は広くて歩道もあるので、不審者等の怖さは少なめかも…!
入試制度の全体像
栄東の高校入試は1月20日前後に3日あります
1日目、2日目はマークテスト。単願、併願のどちらも受け付けています
3日目はこの記事で詳しくお話しする、特待生入試です
まず、栄東高校の特待生制度について説明します
栄東高校は3種類の特待を設けています
特待の種類 | 入学金 | 1年目授業料 | 2・3年目授業料 |
---|---|---|---|
B特待 | ◯ | × | × |
A特待 | ◯ | ◯ | × |
S特待 | ◯ | ◯ | ◯ |
それぞれ、入学金、1年目授業料、2・3年目授業料が全額学校負担(払わなくてOK)になります
A特待とB特待は、”確約”や一般入試で取ることができますが、 S特待はこの特待入試でしかとることができません
“確約”について詳しくはこちら↓↓
S特待を取れれば、
「私立で学費が高い…」
と言うデメリットを無くすことができます
(ただし、講習代などは別でかかることがあり、完全無料ではないので注意…)
気になる特待入試の概要
特待入試はその名の通り、先ほどの3つの特待を取るためのテストです
マーク式ではなく、記述式で5教科全てのテストが実施されます
実はこの入試、過去問がありません…!
(問題冊子も試験後回収されてしまいます…)
そのため、情報がゼロ…という人も多いはず
そこで、管理人が受験した当日に書いたメモを元に難易度等を説明します
内容が分からなくて不安だったから、絶対記事にしようと思って、メモしておいたやつ…!
問題の傾向
国語
説明文&物語文&古文
傾向は第一回入試とほぼ同じ選択問題だったもののうち全体で4から5問が記述になるイメージ!
英語
リスニングはほぼ同じ!
同音異義語と並び替え問題の小問と、
物語と説明文(和訳&空所補充&並び替え)
特に難しいところはなし!
数学
小問集合
(2022入試は…西暦問題&菱形の面積&角度の問題)
確率
(2022年度入試は…図形の頂点を移動)
図形
(2022年度入試は…長方形を折る問題)
放物線
(2022年度入試は…三角形の面積?など)
立体(直角二等辺三角錘&正三角柱)
(2022年度入試は…重ね合わせた辺の比&重なった体積)
記述は図形を用いてもOK!
証明ではなくあくまで途中経過の説明がメイン。
あと、力業出とく問題はないから小問は一分ずつは絶対考える。考えればわかる!
社会(40分50点)
地理小問
大問1自然増加率とは&国別携帯電話保有率推移など
大問2露天掘りの利点・欠点
その他に、線上降水帯の話とかがあった
歴史
「◯世紀に起こったものとして正しいものを選べ」というものや「並び替え」など、年をよく聞いてきた…
公民
社会保障の話や、貧困地域の話など
3科目(地理、歴史、公民)まんべんなく出題されているイメージです。
地理は初見資料問題が多かった…
理科
物理のバネのやつ。(N・m)
化学の気体を発生させるやつ。(気体のなかから選ぶ→二酸化硫黄の特徴は?…って感じだった気がする)
物理の何か。(忘れちゃいました…すみません…)
地学の天気のやつ。(「問1→なぜ温帯低気圧か」…が印象に残ってる…ということは大したことはなかったのかな)
初見の話題(比較的易しい)。いままで習ったことを応用すれば簡単!
感想
全体的に最高難易度を警戒したものの、一般入試と対して変わらず
むしろ、思ったより簡単というのが正直なところ
って感じでしたね…。
もちろん、前提として難関高校向けの勉強をしていることがあるけれども…
(こんろは数弱なので) 数学が解けなさすぎて、詰んだと思っていましたが、後ろの人がもっと埋まってなくてちょっと安心したのを覚えてます笑
こんろの特待入試の結果
ちなみにこんろは栄東高校受験はどうだったのか
まず、確約ではもらえる最高難易度の「A特待」をもらい、無事第1回入試でA特待合格!!
気になる特待入試はと言うと…
A特待!!!!
…… S特待じゃないの?
実は1点足りませんでした٩( ᐛ )و
入試後、自分の点数と順位、合格コースが通知されるのですが、見事に1点…笑
いやぁ、「1点が大切」とか「最後まで諦めるな」とかって本当なんですねぇ…
敗因としては、数学が解けなくて絶望しすぎて、最初の小問を見直しせず、落としまくったことです
ほんと諦めちゃダメ!!意外と私は頭がいい!!
と言うマインドをぜひ持ってください
ちなみに S特待は50人程度だった記憶…(こんろが50位台だった)
結局受けるべき?
結論ですが…
確約制度を使うと本当に安心できるので、栄東高校自体は絶対確約を取って受けるべきです!!
ただ特待入試は正直、どちらでも良いと思います
この入試の位置付けとしては、 S特待の志望者のためです
確約でA特待がもらえた人の中で、興味がある人は受けてみればいいと思います
一応、特待入試を受けるメリット&デメリット↓↓↓
メリット
・受験の空気に慣れられる
・受けるのは一回でも多い方がいい
こんろも栄東の特待入試で大コケしたお陰で、本命の筑附では冷静に取り組めました
また、落ちた時のメンタルが…と言う人もいるかもしれませんが、確約でA特待が決まっていれば意外とメンタルは大丈夫。
何より、初見の形式で頑張った自分はエライ!!!ってなる笑
デメリット
・受験料が高い
特待入試を受けるために追加で20,000円ほどの受験料がかかる
・本命前の大切な1日が潰れてしまう
こんろは本命前にテストをしたいタイプではなく、自分の参考書を見たいタイプだったのでちょっと無駄にした感はありました…
まとめ
栄東高校に入れば、勉強に全力で取り組める高校生活が待っていると思います
でも私立で勉強詰の高校生活がいやだなぁ…と言う人へ。
私が受験前、親からもらった言葉を授けます
「えっ…?滑り止め行くってことは、それだけ勉強しないとやばいってことじゃないの?」
ちなみに、弊校・筑波大学附属高校は真逆といいますか、高校生活enjoy☆っていう学校なのですが、高校3年生になると、つくづくもっと受験勉強させてくれる高校に入っていれば…と思います
まあ、私はもう一回高校受験をするとしても、筑附を本命にしますが…笑
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